計測は10分毎で、1日あたり144回分のデータが取れます。上下する赤い線が消費電力、単調増加する青い線が積算電力量で、縦軸左側が電力、右側が電力量のスケールです。この斜めの青い線からは、波打つ赤いグラフは想像できないと思います。最初に測ったこのグラフを見て、買ってよかったと思いました。周波数、電圧、力率等が測れるTAP- TST5と比べると測定できる値の種類は少ないですが、PCにデータを取り込めるという点が画期的だと思います。
消費電力は、数W~140W程度の波を定期的に描いています。波は1日で34個。おおよそ40分強の周期で上下しているようです。午前4時台に200W弱の大きな山があります。コレはたぶん、自動霜取りでヒーターが働いたのではないかと思います。丸一日の消費電力量は約2kWhでした。我が家の「でんき家計簿」によると、過去2年間の消費電力量の平均は300kWh/月なので、冷蔵庫の消費電力がおよそ2割を占めていることになります。2段料金(約25円/kWh)の電気代換算で1,500円/月、18,000円/年です。
2日半まで計測したグラフはコレです。
因みに、冷蔵庫の型番は1997年発売の日立「野菜中心蔵」R-S42MVP1。当時においては、「どっちもドア」の左右開きシャープ製と並んで消費電力の少ない冷蔵庫でした。カタログ値で37kWh/月が実測で60kWh/月。使ってみたら5割増しだったという話は良くあると思いますが、消費電力の計測モデルが厳しくなった2006年より前の製品であることを考えると、この程度で済んだのは嬉しい誤算でした。
最近の冷蔵庫はカタログ値で200kWh/年くらいなので、もし買い換えたとすると年間で約1万円の電気代が減らせそうです。壊れる前に買い換えるつもりですが、冷蔵庫は秋が新製品の発売時期で、今はまだ値段が高いので買いません。
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